院長 スタッフ紹介
はじめまして。二代目院長の岩品太盛と申します。生まれた時から、初代院長の父と母に鍼とお灸で病気やケガを治してもらい、東洋医学を身近に感じながら育ちました。病院を受診したのは、頭を怪我して縫ってもらった時、高校で所属していた陸上部で、棒高跳の練習中に高所から落ちて背中を強打した時くらいしか記憶にありません。また、玄米菜食を中心としたバランスの取れた食事を、離乳食から親元を離れるまでの間、食べさせてもらったことで、現在に至るまで大病を患わず、丈夫な体に育ててもらいました。現在の私の体が健康でいられるのは、両親が実践してくれた東洋医学と食事管理のおかげであり、感謝してもしきれません。
私が鍼灸の道を志すようになったのは、中学3年生の頃からです。きっかけは、中学校で所属していた陸上部で、全国大会へ出場できるほど足の速い友人がいました。当時、全国大会へ進むためには決められた大会で標準記録を突破しなければなりませんでした。その記録を公認してもらう為の最後の大会で、その友人はレース中にケガをしてしまい、全国大会へ出場することは叶いませんでした。その時、友人が流した涙を目の当たりにして、「実力があるのに、ケガのせいで全国大会へ出場できない。このような選手達のケガを、自分の手で治して大事な大会で実力を存分に発揮できるようにしたい。」と心に決め、鍼灸(はりきゅう)を用いたスポーツトレーナーを志すようになりました。
その後、紆余曲折あり、たくさんの病気について学べる看護学科へ進学しました。在学中、父から慢性腎不全の患者さんや多発性硬化症の患者さんへ鍼灸治療をしている話を聞きました。その患者さん達は、父の鍼灸治療を受け続けたことにより、ADLやQOLは下がることなく維持し続け、社会人として働きながら社会との繋がりを持ち続けているという事を教えてもらいました。この話を聞き、西洋医学しか学んでいない自分にとって、「はりきゅう」治療はスポーツだけでなく様々な病気に対して治療ができること、東洋医学の適応疾患の幅広さ、奥深さを知りました。この体験をきっかけに、私はスポーツトレーナーではなく、父のあとを継ごうと決め現在に至ります。
その後、看護師として病院で3年、鍼灸学校に通いながら有料老人ホームで3年勤務しました。この経験を活かし、日々の診療の中で患者さんへ東洋医学的な知見だけでなく、西洋医学の知識を交えながら、日々診療にあたっております。
現在、2児の父として育児に奮闘中。私も両親と同じように、自分の子どもへ鍼灸を施しております。当院では、小児治療も行っておりますので、お気軽に相談してください。
経歴
岩手県盛岡市出身
2007年 山形県立保健医療大学看護学科卒業
👉看護師・保健師の資格を取得
同年 仙台市内の病院にて、看護師として糖尿病科と呼吸器外科で3年間勤務
2013年 盛岡医療福祉専門学校(現 MCL盛岡医療大学校)鍼灸学科卒業
(在学3年間、盛岡市内の有料老人ホームで看護師として勤務)
👉はり師・きゅう師の資格を取得
同年 当院に就職
2015年 逆子治療を初代院長から引き継ぎ、現在年間60件以上施術
2021年5月 二代目院長就任
きゅう師 : 岩品寿々子(いわしな すづこ)
経歴
1972年3月 宮城県立農業短期大学卒業
1977年3月 国立東京視力障害センター卒業
4月 はり師、きゅう師、マッサージ指圧師免許取得
同月 仁王診療所に鍼灸師として就職
1978年4月 いわしな治療院に就職
1983年6月 モアレトポグラフィーによる保育園児の体のゆがみ診断をボランティアで開始。
以後毎年行い、2019年まで続ける
1989年7月 ネイティブアメリカン、ホピ、ナバホ族のボランティア治療に参加
その後、1990年、1997年、2000年にも参加
1992年7月 天昌寺保育園父母会にて「食と身体と育児」について講演
2007年12月 同保育園にて「モアレ検査でわかる園児たちの健康について」講演
2013年12月 同保育園にて上記題目について講演する